カテゴリー: 過去記事

英語の発音矯正とは

発音矯正=ネイティブ発音?

このブログを読み進めていただくうえで、まずは誤解なきよう、私の定義をお話しさせて下さい。

「発音矯正」とは、「非日本人(non-Japanese people) に理解される英語発音に矯正すること」を指しています。
 ※ foreigner という単語は「よそ者」というニュアンスを感じて嫌がる外国の方がいるのであえて使いません。

イギリス人、アメリカ人のようにネイティブスピーカー(英語を母国語とする人)と同じ発音力を求めるのは、学習の原動力としては大いに歓迎ですが、彼らのような英語発音に聞こえないからと落胆する必要は全くありません。事実、日常的に英語で仕事をされる受講生の方は、相手がシンガポール人、タイ人、ベトナム人、ヨーロッパ各国、と国籍は多岐にわたり、彼らも母語の訛りを持って話しています。また、私の生徒さんも、多少なりとも日本人訛りを残しながら、彼らと立派にコミュニケーションを成立させ、ビジネスを遂行しておられるのです。言ってしまえば、イギリス人にとってアメリカ人の英語は訛っていますからね!

カタカナ発音は通じない

ザ・カタカナ!英語を話す方は、残念ながら文法的に正しくても相手に理解をしてもらえません。例えば、map, bag という、短い単語さえ通じず(平易な単語が通じないとは予想外だったそう)、旅先から撃沈して帰国された人もいます。

また、空港の国際線で流れていたアナウンスを聞いて「アキ、これは英語?」と聞いてきたアメリカ人もいました。(この時の考えられる原因に関しては、こちら

英会話とは音で成立していることを念頭に

言葉は、通じてなんぼのもん。相手に通じてコミュニケーションがとれて初めて役割を果たします。ですから、自分が発声した英文が、どれほど文法的に正解であっても、発声した「音」が、英語として認識されない限りは、そこにコミュニケーションは存在しません。そういう理由で、私は英語を学ぶ上で、発音の精度は軽視できません。(また、指導される先生におかれましては、「先生の英語格好良い!」と生徒に思われるのは、決して悪い気はしない、という特典付きです!)

 

投稿者:

はじめまして、アシストイングリッシュルームの髙木です。 18年の指導の中で、皆様に役立てていただけそうなお話をこのブログで公開していきます。英文法や発音矯正など、英語の独学にもご利用ください。 マンツーマンレッスンも行っております。1回から受講が可能ですので、「自分の発音は通じるだろうか」「おすすめの学習方法はないだろうか」などすぐに解決したいお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。 英語指導歴は18年(2022年9月現在)。教室は横浜市(中区、関内駅徒歩3分)にありますが、時代とともにオンラインでのレッスンも急速に増えています。(ありがたいことです。)世界のどこにお住まいの方ともレッスンができるなんて、素晴らしいです。 【学歴】カリフォルニア州立大学卒。 高校卒業後渡米。 カリフォルニアとニューヨークで大学に通いました。

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