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英語レッスン【間に合わせの●●】

英語レッスン【間に合わせの●●】

 makeshift

 解説:「間に合わせの」とはすなわち「その場をしのぐための」という意味です。
ある目的のために、本物が手に入らなかったり用意ができなかったりする時、一時的に何かを代用する必要がありますね。それを表す単語です。makeshiftが名詞でも使われますが、一般的には形容詞として使われ、makeshiftの後に名詞が続くことが多いです。

✔ 発音記号 /méikʃìft/

アルカサルアイコン

病院のアイコン素材

 

✔ 例文①

The city hall has been turned into a makeshift hospital.
(市役所が仮設医療施設にされました。)※市役所が仮設病院になった、という意味。

➡ turn には changeというイメージがあります。すなわち、city hallは何かに変化したのですね。何に変化したのかを導くのが into にあたります。a makeshift hospital(仮設の病院、仮設の医療施設)ということで、病院不足やベッド不足を解消するために、とりあえず一時しのぎの策として、通常は「短期間」使用の目的というニュアンスを伴います。

➡ The city hall has been turned のように、「現在完了形」時制を使っていますが、これは皆さんの会話に合わせて、過去形や未来形など適宜、変えて下さい。この例文では、「いつ?」という表現を入れていません。よって「いつ」なのかを明確にしない文にベストマッチな「現在完了形」を使っています。

※ もし「昨日」ということを伝えたいのであれば、
The city hall was turned into a makeshift hospital yesterday.
のように、過去形を使いましょう。

※ もし「明日」という情報を伝えたいのであれば、
The city hall will be turned into a makeshift hospital tomorrow.
のように、未来形を使いましょう。
(または The city hall is going to be turned into a makeshift hospital tomorrow. でもOK)

 

✔ 例文②

I forgot to bring my own hiking stick, so I used a tree branch as a makeshift.
(自分のハイキング杖を持っていくのを忘れたので、木の枝を即席の杖として使いました。)

 

➡ my own hiking stickはown無しでも大丈夫です。自分「自身の」という意味合いを強めるためにownを入れました。

➡ 木の枝はbranchと言います。発音は /bræntʃ/ または /brɑntʃ/。個人的には前者を使っています。

➡ as a makeshift 「即席の物として、代用品として」という意味を表しています。