idioms イディオム
✔ イディオ(idioms)とは、複数の単語が結びついて、元の意味とはいくぶん違った意味を持つ言い回しを表します。「いくぶん」と言ったのは、単語からイメージできるものもあれば、単語そのものの意味やイメージからは想像がつかないものもあるからです。
イディオムを学ぶ必要はあるか
私なりの解答はーYES
イディオムは習慣的に使われますので、たとえ同じ英語圏であっても習慣が異なれば言葉が変わってくるわけです。ネイティブ同士でも通じない可能性があるようなイディオムを学ぶ必要があるのか?と思われるかもしれませんね。でも知っていた方がお得です。英語の映画やテレビを理解するには、やはり気の利いた表現がちりばめられているので、イディオムは知っていたほうが絶対に楽しめる度合いが高まります。
友達との日常会話では、頻繁にイディオムが登場するわけではないでしょう。(もちろん相手の話し方の特徴にもよります。)また、国によって違いがあっても、それはごく少数ですし、友達との会話でも頻出はしないと思いますが、誰もが知っていて頻繁に使われるイディオムというのもあります。やはり知っていて損はないでしょう。
いっぱいいっぱい💦を表してみよう
自分の体が、首まで水に浸かっていると想像してください。身動き取れませんよね?
私は身長が低いので、このイメージが持てます。というのも、首までの深さがあるプールに入ると、歩いて前に進むのは私には困難なもので(笑)もう、息をするのもいっぱいいっぱいです。こんな状況をイディオムで表すと
up to my neck
なんて的確なイディオムでしょう(笑)
neckのほかに使われる単語があります。
up to my ears または up to my eyeballs
もう溺れている画(え)にしか見えません(笑)このように、単語から想像つく表現は、イメージをしっかりと頭の中で描くことで忘れにくくなります!
例文:up to one’s neck (up to one’s ears) (up to one’s eyeballs)
- Tom can’t come to the meeting. He is up to his neck in those reports assigned by his boss.
(トムは会議に来られないよ。ボスから割当てられたレポートに忙殺されているからね。) - Lisa is up to her ears in her work.
(リサは仕事で身動き取れなくなっているよ。) - I am up to my eyeballs in paperwork.
(書類処理をたくさん抱えているの。) - Rick is up to his neck in debt.
(リックは負債で首が回らなくなっているよ。)
今日のまとめ
up to one’s neck: いっぱいいっぱい💦の状態をイメージしよう
➡ イディオム表現は、覚えることをおすすめします。テレビや映画などを理解する時に役に立つでしょう。
➡ 単語から想像つく表現は、イメージをしっかりと頭の中で描くことで忘れにくくなります。