【#20 リスニング解説】雪山で(後半)

【リスニングテスト#20】雪山で(後半)

リスニングテスト#20はこちら

解説(音声解説は下)

➡ She was scared to death, but she kept her head.
(彼女は死ぬほど怖かったけれど、落ち着いていた。)

She was scared to death.

✔ 前回のブログでご説明した通りで、感情は外的要因によって引き起こされているという受け身的な感覚で表現されるのが英語流。

✔ She was scared 怖がっていたのです。そして to death ・・・toは矢印の感覚:物事がそちらへ向かうことを表します。すなわち、to death で死に向かっていることが表せます。死に向かうように怖かったのですね。きれいな訳にすると「死ぬほど怖かった」。

she kept her head.

= to stay calm in a difficult situation

落ち着くことを表しますが、『困った場面や状況で』落ち着くことを表すことに適した表現です。

➯ Lisa kept her head under pressure and finished her presentation successfully.
(リサはプレッシャーの中落ち着いて、プレゼンテーションを成功裏に終えました。)

➡ She stayed up all night long.
(彼女は一晩中ずっと起きていました。)

she stayed up

✔ She stayed と言っているので、何かの状態を保ったこと、維持したこと、が分かります。up の状態、すなわち、起きている状態・目覚めている状態を保った。『寝ずに起きていた』という意味です。

all night long

all night でもOK。意味は同じです。無理やり日本語で差を表すと、all nightが「一晩中」で all night longは「一晩中ずっと」と考えてみてください。

➡ Right after dawn, a helicopter found her.
(夜明けの直後、ヘリコプターが彼女を発見しました。)

dawnの発音:/dɔn/または/dɑn/

アメリカ式の発音で「aw」を「おー」と発音する時、日本人は少し苦労します。

「おー」と日本語で言ってみてください。イギリス式の発音は、ほぼ日本語の「お」に近く聞こえます。一方、アメリカ式は日本語の「お」では口の中が狭すぎます。あごを落とすことで口の中を広くしましょう。

✔ aw が単語の最後に来る law, rawも dawnと同様に、アメリカ式の発音は難しいと感じる人が多い単語の例ですね。

✔ awが単語の最初に来る単語(例: awesome)の方が、lawやrawよりは通じやすいのですが、やはり口の中は広く保つようにしてください。

helicopterの発音

/hε’likɑ̀ptər/

ポイント① ストレスの位置は最初の母音。

ポイント② /h/は空気をたっぷり使って。

ポイント③ ヘリ「こ」プターとならないよう。「か」を発音する気持ちで。※イギリス英語は「こ」と聞こえます。

Right after dawn

rightはafterを強調しています。夜明けの直後、の「直」にあたる雰囲気を出すと理解しましょう。

➡ She was rescued in the nick of time.
(彼女は、間一髪のところで助けられました。)

✔ nickの意味

昔に使われていた単語で critical moment を表します。critical moment(瀬戸際、危機一髪の意味)

She was rescued in the nick of time. は、心身が限界ぎりぎりのところにあり、手遅れになる直前で助けられたということ。

in the nick of time 例文

➯ The traffic to the airport was terrible, but I reached there in the nick of time and made my flight.
(空港への交通渋滞がひどかったけれど、ぎりぎりのところで空港に到着し飛行機に乗れました。)


listening test #20 in the nick of time



リスニングテスト #20 解説

読み上げた文章はこちら⇩

She was scared to death, but she kept her head. She stayed up all night long. Right after dawn, a helicopter found her. She was rescued in the nick of time.

投稿者: 高木 亜記

はじめまして、アシストイングリッシュルームの高木です。 英文法や発音矯正など、英語のことでお困りでしたらこちらのブログをフォローしてください。無料で自宅学習ができます。 英語指導歴は16年目になりました(2020年5月現在)。教室は横浜市(中区、関内駅徒歩3分)にありますが、時代とともにオンラインでのレッスンも急速に増えています。(ありがたいことです。)世界のどこにお住まいの方ともレッスンができるなんて、素晴らしいです。 【学歴】カリフォルニア州立大学卒。 高校卒業後渡米。 カリフォルニアとニューヨークで大学に通いました。

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